7月1日にカナモトホール第2会議室で、防災まなびカフェまもりタイズを開催いたしました。
この日は札幌市危機管理局危機管理部危機管理課から避難所の備蓄をお借りして展示しました。
食事、寝袋や段ボールベッドとパーテーション、トイレの備えについて、どんなものがあるか知り、使い方を確認しました。
会場には、様々な障がいをお持ちの方やそのご家族、民生委員など定員を超える人数が参加してくださいました。
段ボールベッドを試せるということで来てくださった方も多かったです。
実物を観たり触ったりしながら、障がいのある人もない人も一緒に「後何があったら避難できるか?」を考えました。
また、この7月1日の会では高校生ネットワークBLOSSOMさんが設営や受付を手伝ってくださった他、KDDI株式会社北海道総支社(以下、KDDI)の皆様が会を強力にサポートしてくださいました。
会場後方の方にもわかりやすいように、手元の備蓄品を大きく映し出していただきました。
よくみえなくてわからない…ということがなく、臨場感のある場になりました。
また、まもりタイズは会場に来ることが難しい時にも参加しやすいように、毎回対面参加とオンライン参加ができるようになっています。オンライン参加がスムーズにできるように会場のWifiもKDDIさんが準備してくださいました。
そして災害時の安否確認の方法やスマホを使うコツについて教えて頂きました。スマホの画面をリアルタイムで大きく映して説明していただいたので、とても分かりやすく学ぶことができました。参加者へのお土産に、水とマスク・ポケットティッシュもご提供いただきました。
このように、障がいがある人もない人も一緒に心地よく学べるように全力で支援していただきました。KDDIさん、ありがとうございました!
さて、使い方を確認した後には、参加者同士で意見交換をおこないました。
トイレやベッドが自分の特性にはあわないかもしれない、ということに気が付いたり、だからこそ自分で備えようという意見も出ました。また、安心してトイレに行けるかどうか、と考えた時に、音や臭いもトイレにいくことをためらう原因になる。という声や、介護者の視点で見た気づきを共有していただきました。
この日のまもりタイズについて2023年7月に北海道新聞朝刊に掲載していただきました。
私たちスタッフにとっても学びの多い会となりました。
多様な個性をもった人が参加しやすいように、まもりタイズをより良い場にしていきたいと思います。
参加してくださった皆様、関わって下さった皆様、ありがとうございました。